ブロックチェーンと分散システム

ブロックチェーンと分散システム

この記事ではブロックチェーンの基礎を理解しましょう

ブロックチェーンとは、ビットコインなどの仮想通貨を作り出すための新しい技術です。
現在2022年2月において、仮想通貨の市場規模は世界全体で200兆円を超え、24時間の取引額は10兆円になります。(参考:https://coinmarketcap.com/ja/
これは日本で最大の市場規模を誇る、卸売市場100兆円の2倍です。(自動車は60兆円、医療は40兆円程度です。)

今後もさらに拡大することが予想される仮想通貨市場を構築する技術こそブロックチェーンです。
ぜひ、今から勉強することをおススメします。

集中システムと分散システム

まずブロックチェーンは分散システムの一種です。
ソフトウェアのシステムには次の2つの構造があります。
集中システムと分散システムです。違いは以下の図の通りです。

図の〇はコンピュータを表し、どちらも複数のコンピュータでシステムを構築しています。

集中システムでは中央にメインのコンピュータマシンが存在し中央集権的なシステムとなっています。

集中システムのメリットとしては、メインのマシンをいじればよいため、柔軟な仕様変更に対応できる、処理速度が早く比較的シンプルな設計である点が挙げられます。ただしメインのコンピュータマシンが動かなくなるとシステムダウンすることになります。

一方、分散システムはメインマシンが存在しない、つまりシステムの急所がありません。複数のコンピュータによってシステムの処理を分担しています。したがって、一つのコンピュータが壊れてもシステムダウンを起こしません。さらにコンピュータの数を増やすことで処理能力をどんどん大きくすることもできます。マシンには一般人の持つ無数のPCやスマートフォンなど使えますので、低コストでダウンしないシステムが実現します。

ブロックチェーンは分散システムによって成立していることを理解しましょう。

ブロックチェーンの構造

次に、具体的なブロックチェーンの構造を学びましょう。

仮想通貨の取引記録のことをトランザクションと言います。あるウォレットから別のウォレットに送られた取引の記録です。このトランザクションがブロックに格納され、