スタートアップ 開発

予算ゼロから一人でWEBアプリケーションを最短で開発する方法

予算がほぼ無く、エンジニアも自分ひとりで作業せざるを得ないという状況なら、「とにかく動くものを最短で作る」 ことを第一優先に考えるとよいでしょう。言語選定のポイントは以下のようになります。


1. なるべく一つの言語で完結させる

  • フロントエンドとバックエンドで違う言語を使うと、学習コストや調整が増大します。
  • JavaScript (Node.js) を使えば、クライアントサイドもサーバーサイドも同じ言語で扱えるので、最小限の学習コストとスムーズな開発が期待できます。

JavaScript(Node.js)のメリット

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  1. コミュニティが非常に大きい
    無数のライブラリやサンプルコードがあり、トラブルシューティングや新機能の実装において情報源に困りにくい。
  2. フロント・バックエンドを一貫して書ける
    React Vue といった人気フレームワークがあり、バックエンドには ExpressNestJS などの選択肢がある。
  3. 無料で使えるホスティングサービスが多い
    VercelNetlify などを使えば、サーバーレスの形でフロントエンドはもちろん、簡易なバックエンド API もホスティングできる。

2. フレームワークを活用する

MVP開発では、フレームワークに頼って「ひとまず形になるもの」を最速で作る ことが重要です。

  • フロントエンド: Next.js(React ベースのフレームワーク)
    • 画面遷移やサーバーサイドレンダリング、API ルーティングなど、一通りの機能があらかじめ整備されている
  • バックエンド: Node.js + Express / NestJS
    • シンプルに API サーバーを構築したいなら Express、アプリ規模が少し大きくなりそうなら NestJS も検討可
  • データベース: Cloud Firestore / Supabase / PlanetScale (MySQL) / MongoDB Atlas など
    • 無料枠のあるマネージドサービスを選べばサーバー構築の手間が大幅に減る

3. ノーコード/ローコードツールも検討する

「言語を問わず」最速でユーザーテストをしたいなら、以下のような ノーコード/ローコードツール を使う手もあります。

  • Bubble
  • Glide
  • Adalo
    ただし、これらはカスタマイズの自由度が限られる ため、将来的に複雑な機能を実装したくなったときには限界を感じる場合もあります。

4. Python や Ruby はどうなのか?

  • Python (Flask / Django)
    • 初心者でも比較的わかりやすい言語構文。機械学習やデータ分析にも強い。
    • ただし、フロントエンド開発は別途 JavaScript が必要になるため、結局2つ以上の技術スタックを覚えることになる。
  • Ruby (Ruby on Rails)
    • MVP開発に適した「Rails」という強力なフレームワークがあり、すばやくアプリを構築できる。
    • こちらもフロントエンド部分では JavaScript が必要になるシーンが多い。

もしすでに Python や Ruby の知見があるなら、素直にそちらを使うほうが早い場合もあります。しかし、まったくのゼロから学ぶなら「フロントエンドとバックエンドを一貫して学べる」JavaScript が効率的です。


まとめ

1人で、ほぼ予算なし・時間も限られているなら、JavaScript(Node.js)を軸とした開発 が一番おすすめです。特に Next.js などのフレームワークを使い、無料枠のあるホスティングやデータベースを組み合わせれば、コストを抑えつつ素早く MVP を公開できます。 まずは最小限の機能を動かし、ユーザーからのフィードバックを早期に得ることを目指しましょう。

  • この記事を書いた人

Pさん

Verykabu.jpを運営しています。伝統と革新の融合を軸に日々活動しております。本ブログサイトでは、仕事のことから個人的なこともまでざっくばらんに発信しております。ぜひお楽しみください。

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